【院長コラム】奥歯で噛めるように歯の治療は75歳までに

2024年の平均の健康寿命は男性72歳、女性75歳と言うことです。以後は介護を受ける生活に入るのですが、身体が不自由になって介護を受ける立場で歯科治療を受けることもすることも非常に難しくなります。歯科医院で受ける治療の1割できれば上出来だと言われています。そこで75歳、後期高齢者になられる年齢を一つの目安に奥歯でしっかり食事できるようにすることをおすすめします。しっかり噛める状態になっていれば、仮にその後に身体が御不自由になられてもしばらくは口からのお食事が問題ない状態で維持できます。例え話として”お口の中に健康という貯金をしておくと、もしもの時に貯金が生きてくるのでトラブルなくお口が食事できるし、歯磨きできない状態になっても健康な時にしたお口の貯金が生きてくるのでしばらくは問題なく過ごせると思います。もしも通院が難しくなったときはスタッフにご相談下さい。お口の状態は把握していますので、ご自宅でも施設でも適切な対応ができるようにしたいと思います。