口腔外科学会2025でのシンポジウムで”親知らずの抜歯は24歳までに済ませるのが理想的”という方針が打ち出されました。その理由は骨が柔らかく抜きやすいトラブルが少ないということと、抜いた後の骨の治りが非常に綺麗で隣の歯(第二大臼歯)への悪い影響がないということです。歯を抜くこと自体は何歳になってもできるのですが、骨が硬くなると抜歯の困難度が増しますし、抜いた後の治りが悪いと前の歯(第二大臼歯)の周りの地盤が問題となり”もっと早く抜いていればこんなことにはならなかったのに”と思うことが多々あるからです。
【院長コラム】親知らずの抜歯は24歳までに
2025.04.30