たけした歯科

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院長紹介

たけした歯科 院長 竹下 文隆

『人生100年時代だからこそ
きれいな歯
一生の宝いくつにになっても食事が楽しめるように』

たけした歯科 院長 竹下 文隆 インタビュー

歯科医師を目指そうとしたキッカケは?

実家が医師の家系というわけではなかったのですが、私自身と母が歯のことで苦労したことから歯科医師に興味を持ちました。

私自身は歯を悪くした際に、欠けた前歯1本に金歯を入れられました。
思春期の5年間、キラッと光る前歯が嫌で、笑う時にも気になって口元を隠していたほどコンプレックスでした。
そして私の母もまた、若い頃から入れ歯の噛み合わせの悪さに苦しんでいたんです。
そんな体験もあって、自分が歯科医師になろうと決めました。
選んだのは、失った歯の機能を回復させる「補綴(ほてつ)」の分野です。

実際に歯科医になってみて、どんな時にやりがいを感じますか?

私が歯科医師になってから、まずは母の入れ歯をつくり直しました。
そしたら「頭痛がなくなって、よく噛めるようになった!」と非常に喜んでもらえたんです。
ただ、それでも柔かいものしか食べられなかったので、下の顎に4本のインプラントを入れました。
すると母は、「しっかり噛めて、何でも食べられるようになった!」とさらに喜んでくれました。

患者さまの中にも、「以前は入れ歯が合わずに鎮痛剤を服用していたけど、今は薬がいらなくなって体調がいい」と言ってくださる方が多くいらっしゃいます。
そんな時は嬉しく思いますね。

治療において大切にしていることは何ですか?

「安全・安心・長持ち」がモットーです。
患者さまの心身にダメージを与えない、安全・安心な治療を行うこと。
そして、虫歯治療であれば再発を抑える、入れ歯やインプラントであれば長持ちさせるといった、患者さまのメリットを追求しています。
建物が10年、20年と長持ちするためには、基礎工事が大事です。
診療でもそこをしっかりやっていきたいですね。
おかげさまで、中には20年前以上に治療した患者さまから「今でも不具合がない」というお声をいただいています。

今後のビジョンはありますか?

父は脳梗塞で倒れ16年の闘病生活を送り2019年2月に他界しました。
日々の食事が最大の楽しみなのに思うように食事ができない苦しさを訴えていました。
死ぬ前日まで口から食事ができましたが、思うところありこれまで長年使用していた医院の建物を利用して、リハビリセンターを開設したいと考えています。
訪問診療を受けるほどではなく、通院ができる方々を対象とした未病を治す・康生活を支援するという意味での嚥下指導など、口腔内のリハビリを行います。

患者さまと接するうえで気を付けていることは?

一方的に治療を施すのではなく、患者さまが望むことをしっかりとヒアリングしたうえで、患者さまが納得して診療を受けていただけるよう、いくつかの治療プランをご提案するようにしています。

患者さまへお願いしたいことはありますか?

当院の受診は、急患をのぞいて予約制にしており、患者さまをお待たせしないよう心掛けています。
私自身が歯科を受診したら2~3時間待ちが当たり前の時代を過ごしてきたので、それは避けたいと思っているからです。
当院では、患者さまをお待たせしない、貴重な時間を無駄にしたくないスタッフも残業しない、予約時間内の診療を心掛けておりますので、何か診療に対してご要望がある場合は早めにお伝えいただければと思います。

ご来院を検討されている方へメッセージ

人生100年時代といわれていますが、やはり食べることと話すことは毎日の楽しみでもあります。
高齢になった時に、自分の歯でしっかり噛んで美味しく食事ができるよう、今のうちから歯科医院でメンテナンスをしていきましょう。

院長 経歴・所属学会

院長経歴

院長 竹下 文隆(たけした ふみたか)

院長 竹下 文隆(たけした ふみたか)

昭和58年九州大学歯学部卒業
昭和58年九州大学研究生(第2補綴)
昭和61年九州大学助手(歯学部第2補綴)
平成6年九州大学講師(歯学部第2補綴)
平成10年7月同上退職
平成10年9月1日たけした歯科開院

資格、所属学会

資格、所属学会

  • 日本補綴歯科学会
  • 日本口腔インプラント学会 
  • ITI国際インプラント再生医学会

  • KIRG(九州インプラント研究会)会員
  • 九州インプラント研究会正会員
  • 歯学博士(九州大学) Tissue reaction to alumina implants inserted into tibiae of rats
  • 米国歯周病学会会員(American Academy of Periodontology International Member)
  • 米国口腔インプラント学会会員(Academy of Osseointegration Active Member)
  • 日本口腔インプラント学会認定医のための100時間コースインストラクター
  • 重度知的障害者更生入所施設なのみの里担当歯科医(平成11年より)
  • ITI(International Team of Implantology)メンバー
  • ITIスタディクラブ福岡
  • 58会
  • Q11
  • 経基臨
  • 日本歯科医師会生涯研修事業認定医
  • 舞の里小学校校医(平成28年度より)
  • 古賀市立千鳥小学校校医(平成11年より平成27年まで)
  • ITI国際インプラント再生医学会 公認インプラントスペシャリスト
  • 元Calcitek インプラントシステム・インストラクター

論文掲載

院長執筆の論文「患者はインプラント治療をどのように考えているか?~1,842名の患者に対する九州インプラント研究会アンケート調査から~」が、『日本歯科評論2007年5月号』に掲載されました。

医療を行う側の歯科医師と、医療を受ける側の患者の考え方の違いを明らかにしました。
アンケートに表れた患者の意識を理解した上で、「安全な治療を行い、トラブルなく長持ちするようインプラント治療を行うよう努力するべきである」という結論を述べました。
参考になれば幸いです。

院長執筆の論文「粘膜調整材を用いた保険の総義歯の作り方」が、『日本歯科評論7月号』に掲載されました。

約7年間で103床の総義歯をつくり、上の入れ歯だけ製作した場合の調整回数は平均1.3回、下の入れ歯だけ製作した場合は調整回数は2.8回、上下同時につくった場合の調整回数は2.9回でした。
健康保険制度の下では使用する材料に制限はありますが、本テクニックにより比較的少ない調整回数で満足できるレベルに仕上げることができます。

業績目録(主な物を抜粋)

  1. Fumitaka Takeshita, Keizo Morimoto, Tsuneo Suetsugu.
    Tissue reaction to alumina implants inserted into the tibiae of rats.
    Journal of Biomedical Materials Research.
    27巻 421~428頁
    1993年
  2. 高田博樹、竹下文隆、末次恒夫
    各種生体不活性材料に対する組織形態学的解析
    日本補綴歯科学会雑誌
    39巻 636~642頁
    1995年8月1日発行
  3. Fumitaka Takeshita, Haruhiko Kuroki, Akemi Yamasaki, Tsuneo Suetsugu
    Histopathologic Observation of Seven Removed Endosseous Dental Implants..
    International Journal of Oral & Maxillofacial Implants
    10巻 367-372頁
    1995年.
  4. Fumitaka Takeshita, Yasunori Ayukawa, Shinji Iyama, Tsuneo Suetsugu, and Mizuho A. Kido.
    A Histologic Evaluation of Retrieved Hydroxyapatite-Coated Blade-Form Implants Using Scaning Electron, Light, and Confocal Laser Scanning Microscopies.
    Journal of Periodontology
    67巻 1034-1040頁
    1996年
  5. Fumitaka Takeshita, Tsuneo Suetsugu, Yoshinori Higuchi, Masamichi Oishi.
    Histologic Study of Failed Hollow Implants
    International Journal of Oral & Maxillofacial Implants
    11巻 245-250頁
    1996年.
  6. Fumitaka Takeshita, Yasuyuki Matsushita, Yasunori Ayukawa, Tsuneo Suetsugu,
    Fractures of Hydroxyapatite-Coated Blade Implants Connected With Natural Teeth. A Histological Study Using SEM, Light Microscopy, and an Image Processing System.
    Journal of Periodontology
    67巻 86-92頁
    1996年.
  7. Kenji Murai, Fumitaka Takeshita, Yasunori Ayukawa, Tamotsu Kiyoshima, Tsuneo Suetsugu, Teruo Tanaka.
    Light and Electron Microscopic Studies of Bone-Titanium Interface in the Tibiae of Young and Mature Rats.
    Journal of Biomedical Materials Research.
    30巻 523~533頁
    1993年
  8. Fumitaka Takeshita, Shinji Iyama, Yasunori Ayukawa, Tsuneo Suetsugu, and Masamichi Oishi.
    Failing Hollow Implants Examined by Light Microscopy and Image Processing.
    Journal of Periodontology
    68巻 293-298頁
    1997年
  9. Fumitaka Takeshita, Shinji Iyama, Yasunori Ayukawa, Tsuneo Suetsugu, and Masamichi Oishi.
    Abscess Formation Around a Hydroxyapatite-Coated Implant Placed Into the Extraction Socket With Autogenous Bone Graft. A Histological Study Using Light Microscopy, Image Processing, and Confocal
    Laser Scanning Microscopy.
    Journal of Periodontology
    68巻 299-305頁
    1997年
  10. Fumitaka Takeshita, Hiroki Takata, Yasunori Ayukawa, Tsuneo Suetsugu.
    Histomorphometric analysis of the response of rat tibiae to shape memory alloy (nitinol). Biomaterials.
    18巻 21-25頁
    1997年
  11. Fumitaka Takeshita, Shinji Iyama, Yasunori Ayukawa, Mizuho A. Kido. Kenji Murai, Tsuneo Suetsugu,
    The Effect of Diabetes on the Interface Between Hydroxyapatite Implants and Bone in Rat Tibia
    Journal of Periodontology
    68巻 180-185頁
    1997年
  12. Fumitaka Takeshita, Kenji Murai, Yasunori Ayukawa, Tsuneo Suetsugu
    Effects of aging in titanium implants inserted into the tibiae of female rats using light microscopy, SEM, and image processing..
    Journal of Biomedical Materials Research
    34巻 1-8頁
    1997年.
  13. Fumitaka Takeshita, Yasunori Ayukawa, Shinji Iyama, Tsuneo Suetsugu, Masamichi Oishi.
    Histological Comparison of Early Wound healig Following Dense Hydroxyapatite Granule Grafting and Barrier Placement in Surgically-Created Bone Defects Neighboring Implants.
    Journal of Periodontology.
    68巻 924-934頁
    1997年.
  14. Fumitaka Takeshita, Shinji Iyama, Yasunori Ayukawa, Hideki Akedo, Tsuneo Suetsugu,
    Study of bone formation around dense hydroxyapatite implants using light microscopy, image processing and confocal laser scanning microscopy.
    Biomaterials,
    18巻 317-322頁
    1997年
  15. Fumitaka Takeshita, Kenji Murai, Shinji Iyama, Yasunori Ayukawa, Tsuneo Suetsugu
    Uncontrolled Diabetes Hinders Bone Formation Around Titanium Implants in Rat Tibiae. A Light and Fluorescence microscopy, and Image Processing Study.,
    Journal of Periodontology
    69巻 314-320頁
    1998年
  16. 竹下文隆、森永 太、松井孝道、阿部成善、添島義和
    インプラント治療に対する患者の意識調査
    日本口腔インプラント学会雑誌
    第19巻 第4号 68頁-74頁
    2006年12月31日発行

講演会(市民対象)

舞の里2区公民館、舞の里3区公民館、舞の里4区公民館、こもの公民館、久保公民館、古賀南公民館、花見東2区公民館

 

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